最後の挨拶 〜語りの部〜


B:どうもBMISです
N:どうもNです。
B:いや〜、とうとうこの時期が来たね。
N:せやな、図書委員会引退の時期や――、っていうかなんで最後の挨拶に俺が出てきとんねん! ここはお前の挨拶のスペースなんやからお前一人で挨拶せーや! 俺の分は明日書くから。
B:いや〜、なんというかさ、この対談って結局夏休みに入ってから一回もやってないじゃん? だからさ、やっぱりあれだよ、あれ。「登場人物の登場回数の平等性」の法則に従ってさ、関西弁Nはここで出ておくべきだと思うよ。
N:なんやそれ? あたかも俺がkknjnbtのようやん――ってなんやこれ!
B:ふっふっふ。奥義「母音消し」だよ!
N:ぐは、やられた――ってなにやらせとんねん! まじめに最後の挨拶せんかい!
B:相変わらずノリツッコミ下手だね……。
N:まあ、それはそれとしてやな。
B:(ああ、いつものパターンだ……)
N:何か言うたか?
B:いや、何にもないよ。Nに対して語る言葉なんか一ページも一文も一節も一言も一語も一単語も一文字も一句読点もないよ。
N:……。なんかそれ、何気に、いや、もろに俺のことを攻撃してへんか?
B:気のせい気のせい。まったく、人を疑うなんて世知辛い世の中だね〜。
N:なんか、めっちゃ言い――
B:あ、もうそろそろ僕の挨拶のスペースがなくなってきたみたいだ。ということで挨拶しよう。
N:自業じ――
B:ということでみなさん、僕は結局正規の図書委員会になることなく、図書委員ライフを過ごしてきたわけですが、それでもそれなりに楽しかったと思います。特に小説を数多く手がけることができたのは僕の中でも大きな進歩だと思います! そして、通常業務が免除なのも大きな利点です。
N:こら、それは――
B:ほんとはもっとブログで小説を書き続けたいところですが、残念ながら受験の波には逆らえず。まあ仕方ないですね、はい。とはいえ、Nが裏で怪しげな計画を練っているらしいですが。
N:怪し――
B:それでは皆さん、今まで本当にありがとうございました。是非これからも図書委員会日記を見続けてくださいね。誰かさんとは違って、真面目な後輩が今後書き続けてくれると思います。
N:誰かさんって――
B:それではさようなら〜
N:ちょ、ま――


(END)


N:なあ、俺の存在意義は……?
B:あし〜たがある〜さ♪ 明日がある〜♪
N:こら、ごまかすな!


(true END!)





どうもお久しぶりです。遊人です。早いものでもう図書委員会を去る時が来たようです。思い出すのは仲間たちとの楽しい団欒のひと時……えっ、も、もちろん仕事もしてましたよ。あまり思い出せないだけです、たぶん。
  途中から入ったとはいえ先輩の名前も後輩の顔もほとんど覚えずにやめていくこの異邦人っぷりにはある意味目を見張るものがありますね。「それでも地球は回っている」と言ったとか言ってないとか言われているあの人もきっと内心「世界は〜回るというけ〜れど〜何も私の中めぐるものなどないから〜」みたいな感じだったんでしょうね。僕にとっては淋しいような寂しいようなそんな感じです。
  ……何?図書委員会OBブログをつくるから来い?ちょ、急に言われても心の準備が……。


 ここまで書いて僕はパソコンから顔を上げた。
「それでは、参りましょうか」
僕の背後で声がした。感情を含んでいない乾いた声。まさに「お迎え」にふさわしい。その手が僕の肩に触れた。こちらの住人ではない彼の手の感触は質量のある物質のそれではなく、むしろ冷たい息を吹きかけられたような感覚だった。
「それでは、参りましょうか」
そう繰り返されて初めて、僕はその行動の意味を理解した。時間が来たのだ。
 僕は部屋を見渡した。何も変わったところはない。彼がいることを除いては。それがどれほどの差になるというのだろう。彼は所詮この世界の外側の存在だ。彼と世界の間には本質的にはいかなる関係も存在し得ない。
 それは僕にとっても同じことだ。僕も結局はこの世界の内側にはいられない存在なのだ。明日誰かがこの部屋のドアを開けたところで、僕がいなくなっていることに気付くはずがない。僕もまた、世界との間に何らかかわりを持てない存在だったのだから。
「行こう」
僕がその言葉を口にすると、彼は静かに囁いた。歌うように奇妙な節をつけて、僕には理解できない呪文めいた言葉を。
「デデハワ
 クナカタ
 ダカノシ
 サナマノ
 イイエオ」
その言葉が終わらないうちに僕の意識はこの世界から消えていった。


数日後、誰かがアニ○イトの店内で女子高生五人を物陰から見ていたのはまた別の話。
(この話はフィクションです。実在の人物・団体その他とは関係ありません)





お久しぶりです。ひつじさんです。
このたび、引退を迎えました。
特に言う事も無いので以下徒然なるままに。


というか結局カウンター業務がマスターできなかった……orz
高1で入って以来、結局高2以外の顔を間違えまくり、覚えないままだったんですが……。
未だに、高1の2人以外は怪しいなんて口が裂けても言えない……いや、もうバレてる感が満載ですが。


え〜っと、何で僕が挨拶してるんでしょう?
確かここでは小説を一回晒したあと、図書委員の壊滅っぷりを書いただけなのに。
はっきり言って図書委員らしい記事一回も書いてないよ!


そういえば……図書委員らしい仕事を一度もしていない気がする。
強いて言うなら月報製作ぐらいでしょうか?
正直、月報書いたのと文化祭の原稿書いたのぐらいじゃないかな?やった仕事って。


多分、最も図書委員らしくない図書委員であったと要らない自負があります。
いや、本当にどうでもいい自負ですが。
なんかそういうのが1つくらいないと寂しいじゃないですか。
えっ?そんなこと無い?
それを言っちゃお終いだよ、ワトンソ君。


で、僕みたいな性質の悪い人間は暇になると余計な事を考え出すわけで……。
その結果、図書委員会OB日記を作る事が決定してしまったわけで……。
何を思ったか皇帝のお達しで、何故か図書委員会と何の縁も所縁も無い人にまで管理パスワードを教える事態になっているわけで……。
気がつけば、初稿を書いたのが僕になっていたわけで……。
このままだと僕の駄作が延々と垂れ流されかねないわけで……。
いつの間にか一人称が私になっているわけで……。
でも、そのすぐにネタが尽きて愚痴ばっかりになるのが見え見えなわけで……。
そのうち進級できるかが危うくなるわけで……。
パソコンと向き合う時間までもが減ってしまうわけで……。
そのうち過疎化しまうわけで……。
そうなって欲しくないから誰かに暇な時に見て頂きたいわけで……。
わけで……ばっかりなわけで……。
言う事も無くなったし、スペースもいい感じに埋まったわけで……。


今まで、様々な面から支えてくださった皆様に感謝します。
ありがとうございました。
今後とも、後輩をよろしくお願いします。


ではでは、またの機会に!