図書館コード 八章 終章

図書館コード


第八章 終わり、もしくは再び日常へ・・・・・・


 俺たち図書委員(部長含む)はいま司書室にいる。あの事件(もしくは悪戯のようなもの)から数日後、文化祭の準備期間となり準備しなければならないからだ。ちなみに俺たちは「図書館」というテーマで発表することになっている。そういう点ではある意味、部長のおこした事件(もしくは悪戯のようなもの)は役に立ったといえる。
「いや〜、ようやく文化祭だね〜。」
とさっきから何の作業もしていない羽衣田がのんびりと言った。まったく、相変わらずだな。
「確かに、僕も同感です。やっぱり文化祭がないと秋っていう感じがしないですよね。」
と委員長も言った。何もかもが平和だ・・・・・・。


「そうだ!部長」
と羽衣田が突然言った。
「来年はもっと面白い事件を演じてくださいね。」
「えっ?」
「なんだかんだ言って結構楽しかったですしね。僕からも頼みます。」
と委員長が言った。さらにNも
「そうですね、来年は密室殺人とか連続殺人とかが起こってほしいですね。」
と言った。物騒だな・・・・・・。
「ということで部長、よろしく〜ねっ!」
と羽衣田が言った。部長は
「ええっと、どうしようかな。」
と苦虫をかみつぶしたような顔になっていた。なんか「僕は自分のために事件を起こしたんだ!」とか後ろで言っていたがまあ無視しておこう。
「よ〜し、なんだかやる気が出てきたぞ。この調子で、今年の文化祭、最優秀賞とるぞ〜!」
と羽衣田が言った。一瞬のやる気でそんな大胆なこと言うなよな。

なにはともあれ、このような平和な日々が続くことを祈ろう。
Fin



終章 後書きもしくは著者の嘆き?


どうも皆さん著者のBMISです。「図書館コード」は楽しんでいただけたでしょうか?
僕が執筆することになった経緯を話しておくと、僕は小説なんか書くのが初めてで「無理だ」と言ったのに編集長が土下座して頼むものだから仕方なく聞いてあげたのです(土下座なんてしていません)。なんて僕は優しいんでしょう(どっちかって言うと悪魔だな)。まあ多少編集長に反抗しようということで、「言った」の多用や感情表現を少なくしたりなどしてわざと文章を下手にしましたけどね(嘘つくな、お前に才能がないからこうなったんだろ。)やっぱり遠慮が必要ですよね、これでノーベル賞取ったら今をきらめく作家たちにかわいそうですしね(取れるわけないだろ、どこにそんな自信があるんだ)。
おっとこんなこと編集長に聞かれちゃまずいな(聞いていますよ、この括弧内は編集長です)。とっとと逃げよう(逃げても無駄だよ、フッフッフ)。
それでは皆さん
Good morning ,and have a nice day. (この締め方パクリだろ!)





ブログ版後書き

どうもBMISです。


ようやく「図書館コード」の連載が終わりました。特に何も問題なく終えられたことにほっとしています。


一応、ブログ掲載に当たってゲラチェックをしましたが、どれほど自分の文が下手なのかがわかって驚愕しました。
ブログでは文章表現を変えたりして、多少ましになっているかもしれませんが、やっぱり僕の満足のいく領域には入っていませんね。
それに原稿用紙の正しい使い方なんていうのも文化祭が終わってから始めて知りました。例えば「」の最後には句読点をつけないとか、「?」と「!」を使ったときには一文字空けるとかです。


という事で、僕は満足の行く作品を書くために現在「図書館コード」の続編を書いています。
機会があればお披露目しようと思うので、どうぞ読んでやってください。


それではまたの機会に!